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中小企業4つの社会的責任とは<2、良質、廉価な価値ある商品の提供を通じた貢献>

 2007.2.27の中小企業基盤整備機構北海道支部・函館オフィス開設記念セミナー特別講演「地域資源を生かした地域産業の活性化への取り組み」・講師・静岡文化芸術大学教授・坂本光司氏の講演の中の「中小企業4つの社会的責任」からで、今回は2回目。

良質、廉価な商品の提供を通じた貢献 大企業、中小企業を問わず、物財やサービス財の供給者としての企業の社会的責任・貢献は、安全、安心な質の高い、適正な価格の財を提供することである。この使命・貢献は、あたり前ではないかといわれそうだが、この実現は実に難しいことである。トップはもとより、組織を構成するすべての人々が、このことを常に踏まえ、経営に従事せねば、到底その実現は不可能なことである。
 というのは、とかく企業は目先の利益の増大を急ぐあまり、この基本中の基本である「企業は顧客のために存在する」ということを忘れてしまうからである。近年の企業の不祥事や、哀れな幕切れをしてしまった企業のほとんどは、景気等ではなく、このことが原因である。
 企業は、常に「このサービスが本当に顧客のためになるのか」と自問自答しつつ、創造的な経営活動を行うべきといえる。
 東京吉祥寺駅前の商店街の一角にある、和菓子の製造小売業の「こざさ」は、たった一坪のお店でありながら、年間売上高は、およそ、3億円という驚異的な好業績である。
 扱っているお菓子は、羊羹と最中だけというお店でありながら、いつ訪ねても、まるでフアンのような顧客でごった返しているお店である。品揃えや駐車場の不足が業績悪化の最大原因と嘆く中小企業の言い訳をことごとく否定しまうお店である。 
 「こざさ」は、奉仕を先に、利を後にをモットーに、素材は全国各地の安全・安心な一流のものを使用している。にもかかわらず、その値段は、他店の二分の一から三分の一という安さなのである。このことを社長に聞くと、この価格で利益は十分すぎるほどありますからと言う。
 宇都宮にある「マニー」という会社も参考になる。この会社は、従業員280名ながら手術用縫合針や歯科医療機器分野では国内シェアー80%というトップ企業である。
 戦前は戦時体制化ということもあり、軍需品を製造していたが、戦後は、社員皆で相談して、4つの条件に合致する商品を創ろうと誓った。
 4つの条件とは、
第1は、人を苦しませる商品ではなく、真に人のためになり平和に役立つ商品
第2は、立地が田舎であるがゆえ、輸送コストのかからない、付加価値の高い商品
第3は、資力が乏しいがゆえ、アフターサービスの必要のない消耗品
第4は、従業員とその家族を路頭に迷わせない、好不況の影響を受けにくい商品
 こうして市場を絞り込み、会社をあげて新商品開発続け、創造確保した商品は1万3000アイテム(品目)を越すという。業績も好調で、過去20年間、売上利益率が最低でも15%、最高が41%である。
 良質廉価な価値ある商品を創造・提案すれば、必ずや企業の業績は高まるのである。

| よもやま話 | 16:14 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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